東京・板橋区の踏切で元同僚に自殺を強要し殺害したなどとして逮捕・起訴された3人について、警視庁は元同僚にわいせつな行為をしていたとして再逮捕しました。
塗装会社「エムエー建装」の社長・佐々木学容疑者(39)と従業員の島畑明仁容疑者(34)、岩出篤哉容疑者(30)はおととし、同僚だった高野修さん(当時56)の服を脱がせ、わいせつな行為をした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと3人は、高野さんの自宅などで1カ月間で4回、わいせつな行為をしていたということです。
また、島畑容疑者と岩出容疑者は2022年7月、出張先の千葉県のビジネスホテルで高野さんにプロレス技を掛けるなどの暴行を加えたとして、暴行容疑でも再逮捕されました。
3人から押収したスマートフォンからは事件の様子を撮影した動画が見つかったということです。
警視庁は高野さんの指導役だった島畑容疑者を中心に日常的ないじめがあり、事件に至ったとみて調べています。