ウクライナのゼレンスキー大統領はNATO（北大西洋条約機構）への加盟が認められるまでの間、核兵器を保有する必要があると訴えました。
ゼレンスキー大統領は4日に公開されたイギリスのジャーナリストのインタビューで、ウクライナのNATO加盟の目途が立たない限り、ロシアの脅威にさらされ続けると述べました。
そのうえで、安全保障のために核兵器を保有する必要性を強調しました。
また、アメリカや西側諸国に対しては旧ソ連時代に核兵器を保有していた事を念頭に「核兵器を返還してほしい」と主張し、ミサイルシステムや軍への援助を要求しました。
ゼレンスキー大統領は今後、さらなるロシアの侵攻を防ぐためにも、NATO加盟など安全保障体制を確立していくことが重要だと訴えています。
