人類が滅亡するまでの時間を象徴的に示す「終末時計」の残り時間が、過去最短の「89秒」になったと発表されました。
アメリカの科学誌 科学者ら 「人類滅亡まで89秒です」
「終末時計」は人類滅亡の時刻を「午前0時」と想定し、人類が生み出す脅威を科学や安全保障などの観点から分析して、どれほど危機が迫っているかを象徴的に示します。
今年はロシアのウクライナ侵攻や中東情勢のほか、核の脅威や気候変動などの理由を挙げました。
去年までの2年間は「90秒」でしたが、今年は1秒早まって過去最短の「89秒」になりました。
発表したアメリカの団体は「これは世界のすべての指導者に対する警告だ」と訴えています。