事件や事故で子どもや親を亡くすなどした遺族らを警視庁がバレーボールのSVリーグの試合に招待しました。
8日、東京・有明コロシアムで行われたバレーボールのSVリーグの試合に招待されたのは、事件や事故で子どもや親を亡くすなどした遺族ら17人です。
試合後、遺族らは選手にサインをもらったり、記念写真を撮ったりするなどしてふれあいました。
東京グレートベアーズ 柳田将洋選手 「色々な方に影響を与えることができる可能性があるんだと信じながらプレーしている。実際に(遺族らに)お会いして、皆さんの声を直接聞くことができる、こういった時間は僕たちにとって非常に大事。きょうを通して何かを頑張る力のきっかけになれば」
警視庁犯罪被害者支援室 日比野悟郎支援官 「参加された方々が家族一体となって、一生懸命に選手を応援する姿が印象に残った。多くの企業や団体にこの施策を知ってもらい、遺族に手を差し伸べる活動がさらに広がることを期待している」
警視庁は引き続き遺族らへの支援を続けるとしています。