ガザ地区の停戦以降、イスラム組織「ハマス」と後ろ盾であるイランの最高指導者が初めて会談し、支援を継続することを約束しました。
イランの国営通信は8日、最高指導者のハメネイ師が首都テヘランでハマスの幹部らと会談したと報じました。
両者の会談はガザ地区での停戦が成立して以降、初めてです。
ハメネイ師は「パレスチナの問題は我々にとって重要なことだ」と述べ、ハマスへの支援を継続することを約束したということです。
アメリカ・トランプ大統領の掲げる制裁強化については、「何の影響も与えない」と強調したとしています。
ガザ地区の停戦を巡っては8日にハマスが人質3人を新たに解放し、イスラエルは収監していたパレスチナ人183人を釈放しています。
イスラエルメディアは、停戦の第2段階について協議するため交渉団が9日にもドーハに派遣されると伝えています。