経団連が新しい副会長にトヨタ自動車の佐藤恒治社長を起用することが分かりました。
経団連は10日に、新たな副会長の人事を内定する予定で、トヨタの佐藤社長は5月の定時総会を経て、正式に就任します。
関係者によりますと、現在、経団連の審議員会の副議長を務めるトヨタの早川茂氏が今年で任期満了となることからトヨタ側に副会長への就任を打診し、佐藤社長の起用が決まったということです。
すでに経団連の次期会長は、初めて金融出身となる日本生命の筒井義信会長が決まっています。
副会長にはトヨタの佐藤社長を含め製造業の経営者を多く起用し、新体制は製造業と金融でバランスを取った布陣となる見込みです。