トランプ大統領は、石破総理との首脳会談で日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、「買収ではなく、投資を行うことで合意した」と明らかにしました。
トランプ大統領は会見で、USスチールを「私たちにとって非常に重要な会社だ」としたうえで、USスチールの所有権がアメリカから離れることを「心理的に良くない」と述べました。
そのうえで、日本製鉄による買収計画を巡り、「買収ではなく、多額の投資を行うことで合意した」と明らかにしました。
来週、日本製鉄のトップと会談し、調停と仲裁を行う考えを示しています。
日米首脳会談の前にはアメリカのCBSニュースが、「トランプ大統領が買収の認可を検討している」と報じていました。
また、トランプ大統領は、貿易相手国がアメリカからの輸入品にかけているのと同じ関税をかける「相互関税」の計画を10日か11日に発表すると明らかにしました。
特に自動車の関税について「我々はそれを平等にしなければならない」と述べ、重要な問題として検討していることを示唆しました。