17日の日経平均株価は上値の重い展開が続き、終値は14日より24円高い3万9174円でした。
トランプ大統領が自動車の輸入に対する新たな関税の導入に言及したことへの警戒感から、自動車関連株が軒並み値下がりしました。
マネックス証券 広木隆さん 「日本経済や企業業績は良好。トランプ政権の関税政策などの不透明感があって、4万円を超えて追うにはまだ少し材料不足ではないか」
材料が乏しいなか、市場が注目しているのは長期金利です。10年物の長期国債の金利は17日に1.385%まで上昇し、およそ15年ぶりの水準をつけました。
広木さん 「こういった金利上昇は一つには円高の要因になり、そもそも株にとってはマイナスの要因。少し株価の重しとなった面もある。長期金利が上がってきてますので、日銀の今後の利上げの観測が市場の大きな注目になる」
(「グッド!モーニング」2025年2月18日放送分より)