ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

安保理「戦闘終結」を初決議 米ロが共同歩調 欧州とミゾ

国際

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 国連安全保障理事会はロシアのウクライナ侵攻開始後、初めて戦闘終結を求める決議を採択しました。「侵攻」などの表現を避けたアメリカが提出した決議案にロシアも賛成しました。

 アメリカが提出した決議案には「紛争の早期終結」が明記された一方、「ロシアによる侵攻」などロシアを批判する文言やウクライナの領土保全を求める内容は盛り込まれませんでした。

 イギリスやフランスなど5カ国が棄権した一方、アメリカのほかロシアや中国など10カ国が賛成しました。

 これに先立ち開かれた国連総会では、ヨーロッパ諸国が主導したロシア軍の即時撤退やウクライナの領土保全などを求めた決議を日本を含む93カ国の賛成多数で採択しました。

 ただ、ロシアとの距離を縮めるアメリカが反対票を投じたほか、中国などは棄権しました。

 総会での決議を巡ってはアメリカのトランプ政権がヨーロッパ案への反対を呼び掛けましたが支持は広がらず、アメリカとヨーロッパの確執が鮮明となった格好です。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース