開幕まであと2カ月を切った「大阪・関西万博」。準備はどれぐらい進んでいるのか、松木梨菜キャスターが一足早く会場の様子を見てきました。
(松木梨菜リポート)
「ゲートを入るとすぐに企業などのパビリオンが並んでいます。こちらはNTT、そしてこちらは大阪のパビリオンです。その隣には象徴といわれている大屋根のリングがあります。近くで見ると、その高さに圧倒されます」
大屋根リングの高さは約20m、青空に映えていました。
国内企業などのパビリオンは3月末に工事完了を目指しているところもあり、多くの工事関係者の姿がありました。
4月13日から半年間、大阪市の夢洲で開かれる「大阪・関西万博」。160を超える国や地域、国際機関が参加し、最新技術や文化を紹介する予定です。
大阪府や大阪市などが共同で出展している「大阪ヘルスケアパビリオン」も完成に向け工事が進められていました。
天井を覆う白い布は、牛乳パックなどをリサイクルしたもの。環境に配慮した取り組みも目立ちます。
ここは、「いのち」や「健康」をテーマにしていて、脳や肌、髪など7つの項目についてA~Eランクで判定。今の健康状態を知ることができます。
そして、香川県もこの万博でゴールデンウィークと9月に4日間ずつブースを出展します。
4月30日からの自治体催事では、未来に向けて出航する帆船をイメージした会場レイアウトで、特産品や伝統工芸を展示するなどして香川の魅力を発信します。
また、岡山県も8月22日から3日間、「自治体催事」に出展します。参加する市町村は現在、調整中です。
入場チケットは万博の公式販売ウェブサイトで販売しています。