平成以降、国内最大規模となっている岩手県大船渡市の山火事は、発生5日目です。夜通しで消火活動が行われましたが、火の勢いは弱まっていません。
先月26日に発生した大船渡市の山火事では焼失面積がおよそ1400ヘクタールに拡大し、住宅など少なくとも84軒が被害を受けたとみられています。
市は、1896世帯4596人に避難指示を出しています。
山火事の拡大が続く地域から海を挟んで5キロほど離れた崎浜漁港には、火の手から船を守るため漁船が避難しています。
取材に応じた漁師の男性は、漁船2艘のうち1艘は港に残したままだということです。
避難した漁師 「震災で流されてその後に作った船。腹をくくって、燃えたら燃えたで仕方がない」