アメリカのトランプ大統領が関税の発動を宣言したカナダでは、アメリカ製品の購入を避ける消費者が6割以上いることが分かりました。
カナダの調査会社によると、過去数週間でアメリカ製品の購入が減ったという人は、店舗での買い物で66%、オンラインで63%とほぼ3分の2に上ります。
また、アマゾンの利用を減らしたと答えた人は、55%だったことが分かりました。
一方、カナダ産製品の購入を増やした人は、70%に上りました。
トランプ大統領は3月4日からカナダからのエネルギー以外の輸入品に25%の関税を課す方針を示していて、こうした傾向はトランプ氏の関税政策に反発する動きと見られています。
実際に関税が課された場合、カナダもアメリカへの報復関税を実施すべきだと答えた人は、73%に上りました。