アメリカのトランプ大統領が25％の関税を導入したことを受け、メキシコのシェインバウム大統領が報復関税を表明しました。
シェインバウム大統領 「ホワイトハウスはメキシコに対し、攻撃的で中傷的な声明を出したが、これを強く否定し、断固として非難します。報復関税を含む対抗措置を取ります」
当初、トランプ政権によるメキシコへの関税導入は先月に予定されていましたが、一部の交渉がまとまり、4日に延期されていました。
関税交渉のなかでメキシコは、麻薬組織カルテルの摘発を進めていましたが、ありもしない政府とカルテルとの癒着を理由にアメリカ側が一方的に関税導入を決めたとしています。
シェインバウム大統領は、報復措置の具体的な内容については9日に発表するとしています。
