2月26日から大規模な山林火災が発生した岩手県大船渡市では今月7日、再び乾燥注意報と強風注意報が発表されました。
大船渡市では2月13日から今月4日まで、20日連続で乾燥注意報が発表されていました。
その後はいったん解除され、5日には低気圧や前線の影響で26.5ミリのまとまった降水を観測しています。
一日に20.0ミリ以上の雨を観測するのは去年11月27日以来、98日ぶりのことでした。
今月7日は冬型の気圧配置となり、太平洋側では晴れて空気が乾燥する所が多くなりそうです。
大船渡市には明け方に乾燥注意報と強風注意報が発表され、再び火災が発生しやすい気象状況となっています。
午前11時までに観測した最小湿度は45%、最大瞬間風速は12.9メートルでした。
空気の乾燥した状態は8日以降も続く見通しです。