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議員提案の3つの新条例案など可決 政務活動費を月額約8万円増額する条例案も 2月定例岡山市議会

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 2月定例岡山市議会は最終日の17日、「こどもの権利に関する条例案」など議員提案による3つの新たな条例案を含む107の議案について可決・同意しました。

 このうち3つは議員提案による新たな条例案で、市議会事務局によりますと、議員提案の新たな条例案が1度の議会で3つ可決されるのは初めてだということです。

 こどもの権利、終活支援、町内会の維持・活性化について、基本的な考えを示すもので、市民に広く知ってもらおうと、閉会後に議長が会見を開きました。

(岡山市議会/田口裕士 議長)
「岡山市議会が開かれて市民にとって身近な議会である。政策形成能力を高めていって、いま市民にとって何が必要なのか、そうしたものをしっかり見極めた上で取り組んでいきたい」

 議会では2025年度から議員1人当たりの月額の政務活動費を8万3000円増額し21万8000円とする条例案も全会一致で可決しました。
 増えた金額のうち2万9000円は、これまで議会全体の予算として管理していた議員の視察費を議員個人に割り当てたことによるものです。

(岡山市議会/田口裕士 議長)
「物価の高騰、何とかするためには政務活動費を上げなければならない。市民にとっても分かるようなちゃんとした報告をしていく」

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