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「春の園遊会」皇室の方々の歩くルートを変更へ

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 天皇皇后両陛下が4月22日に主催する春の園遊会から、皇室の方々が一列になって招待客と順々に懇談していた従来のやり方を改め、3カ所に別れて声掛けを始められることが分かりました。

 春の園遊会は4月22日に赤坂御苑で予定されていて、各分野の功績者ら、およそ2000人が招待される見通しです。

 例年、天皇皇后両陛下や皇族方は一列になって順々に招待客と懇談しますが、今回から両陛下と秋篠宮ご夫妻、その他の皇族方が3カ所に分かれて声掛けを始められるということです。

 宮内庁は、より多くの招待客が皇室の方々と交流できるようにしたいとしています。

 具体的には、従来通り冒頭、皇室の方々は三笠山に一列に並び、その後、両陛下はこれまでと同じように「中の池」の北側を、秋篠宮ご夫妻は池の近くのテントで各国の大使らと懇談してから池の南側を進まれます。

 両陛下の長女・愛子さまと秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまは、赤坂御苑の西側にあり、雅楽が演奏を楽しめる「しょうぶ池」の近くまで移動し、懇談した後に秋篠宮ご夫妻と同じ「中の池」の南側を歩かれる予定です。

 宮内庁によりますと、園遊会の式次第の記録が残っているのは、1963年、皇居から赤坂御苑に場所を移して行われてからで、去年の秋まで少なくとも60年以上に渡り、従来のやり方だったということです。

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