東京都は女性の活躍を促進する独自の条例の制定に向け、企業に対して「力を引き出すことを求める」とする基本的な考え方を示しました。
都は女性の活躍を促進する都独自の条例の制定を目指しています。
21日に都庁で開かれた有識者会議で、都は「企業に対して自社の持続的な成長のために女性の力を引き出すことを求める」などの条例の基本的な考え方を示しました。
条例では原則努力義務で罰則はない方向で、自主的な取り組みを引き出すことを重視します。
有識者会議では、委員から「自社の持続的な成長のためではなく、社会全体のためという方向性にすべき」などの意見が出ました。
都は条例制定時期について未定としていて、2025年度以降も議論を進めるとしています。