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緊急道路調査 4カ所で空洞を確認 いずれも埋め戻して当面安全に 岡山市

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 埼玉県八潮市でおきた水道管破裂による道路陥没事故を受けて、岡山市は2月から、市が管理する道路など合わせて約9.3kmについて陥没につながりかねない空洞が地下にないかを調べました。
 その結果、地上からの調査で39カ所で異常波形が確認され、そのうち道路陥没につながる恐れが高い箇所などを掘削して調べたところ、4カ所で空洞を確認しました。
 これらの空洞は、広さや深さから判断して直ちに大きな事故につながる恐れはないものの、空洞を埋め戻して舗装を復旧し、現在は安全に通行できるということです。

 4カ所あった空洞のうち2カ所は、下水道管渠(げすいどうかんきょ)で取付管の接合部から少しずつ土砂が入り、数年後には再度空洞が生じる恐れがあるため、取付管の修繕方法について検討しているということです。
 あとの2カ所については、下水道管渠の破損などは確認されませんでした。

 今回の調査は直径2m以上かつ設置から40年以上の下水道管が埋まっている道路を対象に行いました。岡山市は引き続き国からの要請に基づき、下水道管路の全国特別重点調査を実施し、異常を発見したらすみやかに修繕を行うとしています。

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