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「30%切り政権末期」 支持率下落で野党攻勢

政治

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 石破内閣の支持率下落を受けて野党は攻勢を強めています。

 (政治部・村上祐子記者報告)  立憲民主党は「石破総理は国民から見切られてきている」と批判しました。

立憲民主党 辻元清美代表代行 「30%切るっていうのは、なかなかもう末期だということで私もちょっとショック受けたんですね。政権への信頼を失墜してるということではないか」

 ただ、野党側は直ちに退陣まで追い込む構えは見せていません。

 企業・団体献金を巡り、立憲、維新などが主張する「禁止」を求めて自民党への圧力を強めるなど、国会での追及を通じて夏の参院選まで政権の体力をじりじりと奪う戦略を描いています。

 自民党内からは「石破さんのままだともう厳しい」といった声が上がる一方で、「支持率が落ちたリーダーを引きずりおろせば党の信頼を余計になくす」という意見も多く、石破おろしの動きは広がっていません。

 一方、新年度予算案を巡る与野党の駆け引きが山場を迎えています。

 24日朝の会談で、自民党は改めて年度内の成立に向けた協力を求めましたが、立憲は「政治とカネ」の問題でのさらなる説明などを要求し続けています。

 求心力を失っている石破総理が年度内に予算を成立させられるか、正念場を迎えています。

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