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三井住友信託銀行の元部長を在宅起訴 インサイダー取引の罪 東京地検特捜部

社会

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 職務を通じて知った情報をもとにインサイダー取引を行ったとして、三井住友信託銀行の元部長の男が東京地検特捜部に在宅起訴されました。

 三井住友信託銀行の証券代行営業第二部の元部長・片山肇被告(55)は2022年から去年にかけて、職務を通じて知った未公開情報をもとに3社の株、合わせて2万5900株を約3200万円で買い付けた罪に問われています。

 関係者によりますと、片山被告は不正な取引で約2900万円の利益を得たとみられています。

 片山被告を巡っては、これまでに証券取引等監視委員会が関係先を強制調査し、今月24日、インサイダー取引の疑いで刑事告発していました。

 片山被告は去年、銀行側に不正を自ら申告し、懲戒解雇されています。

 三井住友信託銀行は「関係者の皆様に、多大なご迷惑・ご心配をお掛けしておりますことを深くおわび申し上げます。高い倫理性と自己規律を要求される信託銀行として、信頼の回復は極めて重大な課題として受け止めております」とコメントしています。

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