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安くて新鮮!大行列!ピチピチお魚直売会が人気

経済

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 新鮮な魚を競り落とすことができる漁港を発見。運が良ければ半額も。とにかく安いんです。

■鮮度抜群の魚 なぜ激安価格?

 午前9時前にもかかわらず、100人以上の長~い行列。ここは、神奈川県にある「平塚漁港」。皆さんのお目当ては?

 スーパーで買えば1匹300円ほどのアジが、10匹以上でなんと500円。さらに、サバやカマスは5匹ほど入って、こちらも500円です。

 とれたての魚が破格な値段で買えるのです。なかには、スーパーではめったに並ばない珍しい魚も…。

地元の常連客(40代) 「スーパーだとイシダイが並ばない。鮮度を考えると安い」

 平塚の漁港を知ってもらうため月に1回、開催される「地どれ魚直売会」。なぜ、とれたての魚が激安で提供できるのでしょうか?

平塚市漁業協同組合 職員 舩山隆文さん 「漁師が自分たちでとったものを中卸しとかを通さずに自分たちで販売している」

■オークションでドキドキ体験

 ここの直売会、魅力は安さだけではありません。

漁協関係者 「300円!500円!800円!1000円!」

 50人ほどの人だかりができていたのは魚のオークション。

オークション初参加 長崎さん(30代) 「タイが好きで、妻が許す限り必ず落とそうと」

 オークション初参加の長崎さん夫婦。狙うのは、1キロを超えるマダイ。相場だと6000円以上する高級魚です。

漁協関係者 「マダイまだ生きています。こちら100円からスタート、100円!」

 最後まで手を上げ続けた人が落札できます。

漁協関係者 「3200円、3500円、4000円、4200円…」

 つりあがる値段。長崎さんは、他の参加者が気が気ではありません。

漁協関係者 「4800円、5000円、5200円、5200円1人になりました」

 相場より1000円ほど安く落札することができました。

 マダイは、その日のうちにさばいてお刺し身に。家族で思う存分、堪能したそうです。

 続いては、相場8000円相当の巨大なアンコウ。

漁協関係者 「2600円、2800円、3000円、3000円で1人になりました。3000円でお買い求めいただきます」

 30代の夫婦が相場の半値以下で落札。それにしても、どうさばく?

横浜から来た夫婦(30代) 「どうやったって無理」

 その後、プロにさばいてもらい、アンコウ鍋に。

アンコウを落札した夫婦 「プリプリ、おいしい」

■地魚たっぷり“絶品食堂”

 漁港近くには、平塚の地魚を堪能できる絶品食堂も。

 分厚いアジのフライに…。サワラやキンメダイ、クロダイなど6種の刺し身。豪華なお膳は2288円。

埼玉から(30代) 「すごく鮮度が良くておいしい。プリプリ」

 大人気の日替わり定食は2178円。この日はキンメやタイのあらを使ったボリューム満点のあら煮。箸で崩れてしまうほど煮込まれた身はタレがよくしみています。

 絶品グルメやイベントが楽しめる平塚漁港。次回の直売会は4月26日を予定します。

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