アメリカのトランプ大統領がイスラエルによるイランの核施設への攻撃計画を阻止していたと複数のメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズは16日、イスラエルが来月にもイランの核施設を空爆する計画を立てていたと報じました。
イランからの反撃に備えてアメリカの支援を受けながら実施される計画でしたが、提案を受けたトランプ大統領はイランが核協議に応じる姿勢を示したため、容認しなかったとしています。
イスラエルメディアによりますと、イランからの大規模な攻撃があった去年10月以降、この計画は複数回にわたって検討されてきたということです。
これらの報道を受け、イスラエルの首相府はネタニヤフ首相が国内外の反対にも負けず行動してきたとして、「イランの核開発は10年間遅れた」と声明を出しています。