東京・江東区の区立小学校で児童を含む83人が体調不良を訴えました。給食を調理する6人がノロウイルスに感染していたことが分かり、保健所が関連を調べています。
区によりますと、区立浅間竪川小の児童73人、教職員8人、給食の調理担当者2人の計83人が24日、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えました。
浅間堅川小では学校内の調理室で給食を作っていて、その後の検査で給食の調理担当者6人がノロウイルスに感染していることが分かったということです。
この影響で25日に25人の生徒が欠席、10人の生徒が早退した2年生は学年閉鎖になりました。
学校では28日から給食の提供を中止し、家から弁当を持参してもらう対応を取っています。
重症者は確認されていないということです。
保健所が体調不良と給食との因果関係などを調べています。