27日、陸上自衛隊の善通寺駐屯地で、善通寺駐屯地開設75周年と第14旅団創隊19周年を記念したイベントが開かれました。
観覧式のあと、会場では「機動戦闘車」などの車両を使った模擬戦闘訓練が披露されました。
さらに、訓練のあとには駐屯地前の道路で戦闘車両も参加したパレードが行われました。パレードが行われるのは6年ぶり…沿道には多くの人が集まりその様子を見守りました。
自衛隊によると、今回の記念行事では約2万6500人が駐屯地を訪れたということです。
パレードが終わると、人々は道路に出て空を見上げました。予定されていたのがブルーインパルスによる展示飛行です。
みんなでその瞬間を待ちました…が、上空を通ったのは旅客機のみ。このエリアでドクターヘリが出動した影響で、展示飛行は急遽中止となりました。
(三豊市から来た子ども)
「ブルーインパルスを見に来ました。(Q.今中止が決まったが)習い事も休んだのに…(Q.見たかった?)うん」
(高松市から来た家族)
「えぇ~中止……。そりゃショックすぎる。この混雑を抜けきって来たのに。(Q.結構楽しみにしてた?)そうですね、朝早くから……。残念です」
展示飛行は見られませんでしたが、実はパレードの最中に五重塔の上を一瞬ブルーインパルスの編隊が横切っていました。