笠岡市にある3つの公立高校の再編整備について検討するため、岡山県教育委員会は新たなプロジェクトチームを設置し初会合を開きました。
プロジェクトチームは、岡山県教育委員会や笠岡市にある3つの公立高校、笠岡市などで構成しています。
3校のうち笠岡工業高校は、1年生の生徒数が2023年度・2024年度と2年連続で100人を下回り、県教委の再編整備の対象となりました。県教委は笠岡工業高校、笠岡高校、笠岡商業高校の3校を統合し、新しい高校をつくる方針です。
初会合では新しい高校の理想像について意見を交えました。
プロジェクトチームは今後2、3カ月に一度会合を開き、学校の規模、場所や開校の時期、新しい学科の設置の可能性などを検討していきます。検討の期限は設けていません。
(岡山県教育庁 高校魅力化推進室/藤原紳一 室長)
「これからの笠岡市にある学校の理想像といったようなところを皆さんで意見交換した。今までの学科の枠を超えたような学びというようなことも検討していく必要があるのではないかと、そういった意見もありました」
県教委は今後生徒の声を聞くため3つの高校に通う高校生や笠岡市内の中学生にアンケートを実施したいとしています。
次の会合は7月に開く予定です。