28日の日経平均株価は、先週末のアメリカ市場でハイテク株を中心に上昇した流れを引き継いで、一時300円以上値上がりし、およそ1カ月ぶりに節目の3万6000円台を回復する場面もありました。
その後は伸び悩み、終値は前の日より134円高い3万5839円でした。
日米の2度目の関税交渉の結果次第で、株価は大きく変動する可能性があります。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「ちょうど今、決算発表が本格化している。今期の業績の見通しが慎重な数字になるのではという警戒感が強いなか、機関投資家などマクロ経済を重視する投資家にしてみると、日米の貿易交渉を巡って、企業業績への影響がなかなか見通せないので、買いたい気持ちはあっても怖くてなかなか手が出せない」
(「グッド!モーニング」2025年4月29日放送分より)