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容疑者「自分は社会の底辺」 さいたま女子高校生殺害事件

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 さいたまの女子高校生殺害事件で、黙秘を続けていた容疑者が供述を始めました。

谷内寛幸容疑者(25)の供述 「虐待を受けて性格がゆがんだ。自分は社会の底辺にいる」

 「自分は社会の底辺にいる」。事件の背景には何があったのか。

 今月14日、さいたま市のマンションの入り口で住人の高校1年生・手柄玲奈さん(15)が刃物で刺されて亡くなった事件。逮捕当初、黙秘していた谷内寛幸容疑者が一転、容疑を認める供述を始めたことが分かりました。

谷内寛幸容疑者 「会社の寮を出てから普通の通行人を装って付近を歩き回り、殺害する対象の女性を探していた。制服を着た女子高校生を包丁で殺した」

 狙いを女性と決めていたのか。捜査関係者によると、犯行のおよそ1時間半前から現場付近を徘徊(はいかい)していました。

 谷内容疑者は去年10月ごろから犯行現場近くの建設会社に住み込みで働いていました。

谷内容疑者の勤務先社長 「(Q.普段からの勤務態度は?)まじめで1日も休まないし、仕事じゃない仕事…例えば寮の中の清掃とか、そういうこともきちんとやる子だった」

 「虐待を受けて性格がゆがんだ。自分は社会の底辺にいる」とも供述している谷内容疑者。これまでのところ被害者との間に接点が見つかっていないことから、警察では偶然見かけた手柄さんを谷内容疑者が襲ったとみて捜査しています。

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