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豪華絢爛な“行燈”壊して豊年満作願う 江戸時代から続く『福野夜高祭』富山・南砺市

社会

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富山県南砺市では2日、福野夜高祭が行われています。

高さ6メートルを超える豪華絢爛な行燈(あんどん)が、町を練り歩くこの祭り。始まりは、約400年前の江戸時代にさかのぼります。この町が大火事に見舞われ、復興の象徴として伊勢神宮の分霊を迎える際、町の人たちが行燈で夜道を照らしたのが祭りの始まりとされています。そこから長い年月をかけて、大きく豪華絢爛な行燈になっていったといいます。

行燈は全部で7基。7つの町内の人たちがお金を出し合って、協力しながら数カ月かけて行燈を作り上げます。ただ、この後、皆で行燈を壊します。『引き合い』という祭りの儀式で「派手に壊せば壊すほど、元気な住民の姿を見た神様が喜び、豊年満作につながる」という言い伝えがあるといいます。

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