岡山県で最も早く収穫される桃、「はなよめ」の出荷が2日、勝央町で始まりました。
出荷が始まったのは、早生品種の桃「はなよめ」です。JA晴れの国岡山によると「はなよめ」は小ぶりでほんのり紅色のかわいらしい品種で、控えめな甘さと程良い酸味が特徴です。
岡山県で唯一温室で桃を栽培している勝央町の農家で、1個ずつ丁寧に収穫されました。
こちらの農家では温室で使う燃料やビニール材料などが年々高騰し、経営が厳しくなっているそうです。2日は、1個約200gの桃100個ほどを出荷しました。
「はなよめ」は3日から岡山県のデパートなどで販売される予定です。
(はなよめを生産/石川裕之さん)
「厳しい経営状態が続きますが、品質はいいものができたので、消費者の皆さまに届けることができてうれしい。露地桃より早い品種なので手に取って早めの夏を感じてほしい」