「暴走するボートを停止せよ」。警察官らが決死の作戦に乗り出しました。
アメリカ・フロリダ州で先月28日、時速64キロで旋回し続けるボートを警察が発見。誰も乗っておらず、コントロール不能の状態です。
警察無線 「その位置をキープするんだ」
ロープなどを使って停止を試みるも失敗。ついには乗り移って直接エンジンを止めることになったのです。
サラソタ警察署 ブルース警部補 「一番避けたいのはデッキで滑ってしまうこと」
一歩間違えれば海に真っ逆さまですが、見事乗り移り、エンジン停止に成功したのでした。
警察官 「素晴らしい」
ボートの操縦者によりますと、この直前に大型船と接触しそうになり、海に投げ出されたといいます。
しかし、ライフジャケットも緊急停止スイッチも使っておらず、大目玉を食らったということです。
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