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“ドーピング容認”競技大会が波紋 アメリカ・ラスベガス

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 来年5月に、アメリカ・ラスベガスでの開催が発表されたのは、スポーツの国際大会「エンハンスト・ゲームズ」です。

 この大会、ルールとして打ち出しているのは「ドーピングの容認」。世界中に大きな波紋を広げています。

主催者 アーロン・デスーザ氏 「最終的に重要なのは世界記録なんです。見たいのは人類で一番なんです」

 陸上・競泳・重量あげの3競技の実施を明らかにしています。

 その中で陸上100メートルと競泳50メートルの自由形で、世界記録を抜くタイムを出した選手には、100万ドル=日本円でおよそ1億4000万円が渡されます。

 競泳ではオリンピックメダリストのほか、男子50メートルバタフライの世界記録保持者らが参加の意思を表明しています。

競泳オリンピックメダリスト ジェームズ・マグヌッセン 「年齢を重ねたアスリートとして戻ってこられたことが、ただただうれしいです」

 これに対して、世界反ドーピング機構は「危険で無責任なコンセプトの大会」と強く非難しています。

世界ドーピング機構(WADA) 「この大会は何十年にもわたる医学的証拠やドーピングによって被害を受けたアスリートの体験を無視しています」

(「グッド!モーニング」2025年5月24日放送分より)

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