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試合を見たくても見られない…J1ファジアーノ岡山のサポーター団体が新スタジアム建設を求める要望書提出 6月から署名活動予定

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 サッカーJ1、ファジアーノ岡山のサポーター団体が23日、新しいスタジアムの建設を求める要望書を岡山県に提出しました。

 岡山県庁を訪れたのは、ファジアーノ岡山のサポーター団体「GATE10ユニオン」のメンバー6人です。

(GATE10ユニオン 新スタジアム推進室/松島和季 代表)
「我々の思いとしては、岡山県にもっともっとスタジアムについて議論を深めてもらって、一緒に岡山の未来を作っていきたい」

 要望書では、岡山県に新しいサッカースタジアムの建設に向けた具体的な検討などを求めています。

 ファジアーノ岡山はJ1に昇格した2025年シーズン、ホームスタジアムの「JFE晴れの国スタジアム」で開かれた全9試合でホームエリアのチケットが完売しました。ホームだけでなくアウェーサポーターもチケットが手に入らない「見たくても見られない状況」が続いています。

 岡山県の伊原木隆太知事は20日の定例会見で、現在のスタジアムの観客席増席について、「検討をしていた芝生エリアへの観客席設置は調査などに2、3年かかる」「クラブとも協議し、今すぐの増席は非常に難しく、振り出しに戻った」などと話していました。

 サポーター団体では2022年から新スタジアム建設に向けた活動を始め、議論の場を設けたりアンケート活動を行ったりしてきました。

 団体は6月を目途にクラブの許可を得た上で、新スタジアム建設に向けた署名活動を始めたいとしています。

(GATE10ユニオン/河野良亮さん)
「署名活動をやっていく中で、新スタジアムが本当に必要なのかと思われている県民の皆さんもまだまだ多くいらっしゃると思う。皆さんのご意見を伺いながら対話をしていって、丁寧に議論をしていって、新スタジアムが必要なんだという熱を高めていきたい」

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