パレスチナ・ガザ地区への支援物資の搬入が2カ月半ぶりに再開されましたが、WFP=世界食糧計画は7万人以上の子どもが深刻な栄養失調に直面していると発表しました。
ロイター通信が24日に入手した映像では、多くの人々が食料の入った白い袋を持ち運んでいます。
19日に2カ月半ぶりに搬入が再開された支援物資の一部が、人々の元に届き始めているということです。
ただ、国連によるとイスラエルが搬入を認めたのは「小さじ1杯分に過ぎない」としており、WFPは24日、ガザの子ども7万人以上が深刻な栄養失調に直面していると発表しました。
支援物資を積んだトラック15台が略奪されるなどしており、「空腹や絶望が治安悪化を招いている」とさらなる物資搬入の必要性を訴えています。
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