政府は、賃上げを起点に成長型の経済を実現するとした「骨太の方針」の骨子案をまとめました。
政府は、26日の経済財政諮問会議で来年度の予算編成や経済財政運営の基本方針となる「骨太の方針」の骨子案を示しました。
骨子案では物価上昇を上回る賃上げの定着に向けて政策を総動員することを掲げているほか、アメリカの関税措置を含む当面のリスクへの対応や地方創生の推進も盛り込まれています。
また、「農林水産業の持続的な成長」も掲げられていて、高止まりするコメの価格への対応も「骨太の方針」に盛り込まれる可能性があります。
石破政権として取りまとめる初めての「骨太の方針」は、6月13日に閣議決定される見通しです。