世界的な建築家、安藤忠雄さんが設計しました。香川県直島町に31日、新しい美術館がオープンします。内覧会が29日、開かれました。
香川県直島町の本村地区近くの高台に建てられた直島新美術館です。
地上1階、地下2階建てで延べ床面積は約3200平方メートルです。公益財団法人「福武財団」が安藤忠雄さんに設計を依頼し、構想から約10年かけて完成させました。
世界で活躍するアジア人作家の現代アート作品を展示する美術館で、「開館記念展示」では直島ゆかりの作品など合わせて17点が展示されます。
29日、島の住民ら約100人が美術館に招待され、施設の特徴や作品について説明を受けました。
その後、併設のカフェで瀬戸内海の景色を楽しみました。
(島の人は―)
「(作品の)カラーとかがすごく素敵でぜいたくですよね。島の中でこういうものに出会えるというのはすごくうれしいです」
「斬新で、今まで見たことない作品がほとんどだった。知り合いが来たらぜひ案内したい」
(直島新美術館/三木あき子 館長)
「アジアの各国を代表する代表作がこの直島にあるということが本当にすごいことかなと思います」
直島新美術館のチケットはオンラインで購入すると1500円、窓口だと1700円で、15歳以下は無料です。
カフェはチケットがなくても入ることができます。