松岡修造さんが初めて作った絵本『できるぞう できたぞう』が5/29(木)に発売。子どもたちが成長する中でぶつかるさまざまな「できない」ことを「できる!」にするためのヒントを伝授。松岡修造さんらしい応援で、お子さまはもちろん、子育てに悩む親世代も幅広く楽しめる絵本です。 初めて絵本を制作した思いを修造さんはー
「自分が絵本を作ったとき、どんなものを作れるかな、っていうのは昔から思っていたんですね。でもその中で、『ぞう』というもの、『できる』というもの、そして『応援する』という僕にとって3つの大事なものをうまい形で絵本1つにできた。僕自身もこの『ぞう』になって、『修造』になって『できるぞう』になって、絵本を通して(子どもたちを)応援したい」
何度も重ねた打ち合わせ、ぞうの色を検討する修造さん。
「優しさとか言葉のニュアンス・感性みたいなところから行くと、どっちかになってきて、でも、僕はオレンジが好きだから、ここにたどり着くっていうのは僕の捉え方です。でもそれは参考にしない方がいいです(笑)」
表紙の色については絵本作家のふくながじゅんぺいさんと念入りに話し合いを行いました。
修造さん「なぜブルーかというと、ブルーって、メンタル的に意外に明るい・コミュニケーション・晴れやか、とかいう意味を持つ(イメージがある)。だから僕もブルーという色をできる限りどこかに付けている。赤という情熱とかとは違って。特に子どもたちっていうのは、空、赤、(っていうイメージもあるので)この色(青)っていうのは悪くないなって思いますね」
ふくながさん「自分、最初は青を提案していたので」
修造さん「じゃあ、青じゃないですか」
打ち合わせを振り返り、修造さんはー
「色に関してはみんなと話し合いましたよ、スタッフと。やっぱりオレンジは応援できる感覚があるんですよ。人を元気にする、オレンジの中に入って暗い顔している人、ぼく知らないです(笑)」 絵本の読み聞かせの収録では、修造さんらしさが前面に。
修造さん「(全力で読むと)読むの疲れるね(笑)」 子育てに悩んでいる親御さんたちへ伝えたいこととはー 「悩みのない親はいないぞうですね。悩みはいいぞう!なんですよ。でも、その悩みをどのようにして、その家族にしかできない、親子にしかできない解決をしていくかってことだと思うんですよ。子どもたちも親も、ちょっとでもいいですよ、できないぞうからできたぞうになった時に、どれだけ喜べるぞうになれるかですね。これはすごく大事です。親もちょっとでもできたらおめでぞうです。喜んでくれるぞうですよ。そうするとみんなできるぞうになるってことですね」 最後に、子どもたちへ伝えたいメッセージ。 「はいみんな!できるぞうになりたいぞうでしょ?大丈夫ですよ。できなくたっていいんだから。ただ、ちょっとでもできるようになったら笑顔になるぞう。お父さん、お母さんと一緒に笑顔になるぞう。そしたら君もできないぞうからできるぞう!」 #松岡修造 #できるぞう #ふくながじゅんぺい #ポジティブ #子育て #絵本