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ソウル中心部地下鉄で放火 暗闇のトンネルを400人避難 大統領選前に警戒強まる

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 韓国・ソウルの中心部を走る地下鉄の車両で放火事件があり、乗客400人以上が避難しました。

■60代の男を放火の疑いで現行犯逮捕

 焼け焦げたつり革。燃えカスが散らばっています。

 先月31日午前8時半すぎ、ソウルの地下鉄で放火事件が起きました。

 乗客400人以上が暗いトンネルを歩いて避難する事態となり、煙を吸うなどして20人あまりが搬送されましたが、いずれも軽傷です。

 現場となったのは、ソウル地下鉄5号線の麻浦(マポ)駅と汝矣ナル(ヨイナル)駅の間。国会議事堂や巨大デパートなどがある、まさにソウルの中心部です。

 前日に同じ路線に乗車していたという人はこう話します。

「汝矣島(ヨイド)という国会議事堂などがあるエリア。中心部になるので、通勤路線ではある」 「(Q.普段どれくらい混雑している?)前に会社のメンバー数人で空港から直接行こうとして、全員乗れなかったことがあった。パンパンすぎて」

 放火の疑いで60代の男が現行犯逮捕され、容疑を認めています。

 目撃者によりますと、男は車内に油類の入った容器を持ち込み、ライターで火をつけたといい、警察が犯行の動機を調べています。

 韓国では3日に大統領選が予定されていて、ソウル交通公社は特別警戒を強化する方針だといいます。

(「グッド!モーニング」2025年6月1日放送分より)

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