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G7サミット会場で食中毒か ミシュラン星獲得の名店/家庭の対策 プロが指南

社会

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■サミット会場ホテルで食中毒か

 この時期、対策に余念がありません。

キッチンBUS STOP 中村巧代表取締役 「一番、迷惑掛かるのは、まず提供してしまったお客様。(食中毒は)絶対起こさないようにしている」

 その食中毒を集団発生した恐れがあります。

 現場は三重県・英虞湾に浮かぶ賢島。日本有数のリゾートホテル「志摩観光ホテル」です。

 このホテルといえば当時のアメリカ大統領、オバマ氏が訪れたG7(主要7カ国)伊勢志摩サミットの舞台です。

 下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたのは、8日にホテル内のレストラン「ラ・メール」などを利用した客、計15人。

 三重県は原因を特定したうえ、食中毒などと断定できれば後日、発表するとしています。

■警戒!食中毒の患者が急増

 この食中毒は他人事ではありません。都内のクリニックには食中毒の症状を訴える患者が続々と訪れていました。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「5月の下旬から6月にかけて食中毒の患者が増えている。特に6月になってからは湿度が高い日も多いので、高温多湿という環境が細菌などの増殖を促している」

 一体、どうやって防げば良いのでしょうか。

 弁当店は対策に対策を重ねていました。

キッチンBUS STOP 中村巧代表取締役 「ビニール手袋に関しては、1つの作業が終わるごとに変えている。多分100回とかかえているかも」

 家庭でも実践できる食中毒対策について、調理のプロが3つのポイントを指南します。

■プロが指南!家庭の食中毒対策

 各地で梅雨入りし、食中毒が怖い季節。家庭でできる3つの対策があるといいます。

 まずは調理器具です。

キッチンBUS STOP 中村巧代表取締役 「家庭で簡単にできるといえば、生肉用とそれ以外の包丁を分ける」

 ウイルスや細菌が次の食材に移らないように包丁やまな板を使い分けること。そして…。

キッチンBUS STOP 中村巧代表取締役 「中心温度が規定の70℃以上になっているかも確認した方がいい。調理したものをしっかり割って目で見て、ちゃんと火が入っているか確認する」

 例えばこちらの店では、最も火が通りにくい一番大きなから揚げで確認。そうすれば小さなから揚げの確認を省けます。

 さらに3つ目。食品を冷蔵庫に保管する際、入れ物に日付を記載。放置され、ウイルスが増殖する事態にならないよう備えることができます。

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