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いつどこで降る?台風1号発生 列島で大雨の恐れも

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 離れていても油断できません。11日、発生した台風1号。列島では大雨になる可能性が。いつ、どこで。

■いつどこで大雨?台風1号

 梅雨前線の影響で連日の大雨となった西日本。鹿児島県内では観測史上、最大の雨を記録した所もあります。

 この大雨、いったんピークは過ぎましたがまだ油断はできません。

 11日、発生したのは「台風1号」です。

 台風1号の発生が6月以降にずれ込んだことは今回を含め、これまでに7回しかありません。

 統計史上5番目の記録的な遅さです。

 台風1号は現在、台湾の南西・南シナ海にあり今後、中国大陸を北よりに進む見込みですが、どのように日本列島に影響を及ぼすのでしょうか。

今村涼子気象予報士 「台風1号は今後、中国南部に上陸して熱帯低気圧に変わる。『台風』として日本に来ることはない。ただ非常に暖かく湿った空気を送り込み日本付近の梅雨前線を活発化させる。週末以降、梅雨前線が北上する傾向。西日本だけでなく、関東や北日本でも雨が強まる恐れ」

 そして、この夏は台風への警戒がより必要になるかもしれません。

今村涼子気象予報士 「台風の個数については、1号の発生が遅いからといって少なくなるわけではない」

 平均して、1年に25個発生するという台風。

 発生が遅ければその分、個数は少なくなるのかと思いきや1号の発生が記録的に遅かった2016年も、結果的には26個の台風が発生しました。

今村涼子気象予報士 「その年(2016年)は1号の発生が7月にずれ込んだが、そのあと8月9月に7個ずつ、計14個の台風が発生して、そのうち6個が上陸した。しかも、北海道に史上初めて3個上陸したり、影響が大きい台風が立て続けにやってきた。今年もそのように短期間に台風が連続発生して影響が続くような時期がある恐れがある」

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