国会で最後の党首討論が11日に行われました。異例の午後6時開催です。
立憲民主党 野田代表 「食料品については消費税8%でありますけれども、それを0%にするという。まさに七転八倒しながら苦しみながら決断をいたしました。おしりも区切って原則1年、そして最長でも延長1年」
石破総理大臣 「社会保障の大切な財源である消費税、これを本当に今使っていいのだろうか、下げていいのだろうか。大切な消費税というものをそんなに軽々しく扱っていいと私は思いません」
国会会期末で焦点となっている内閣不信任案の提出については野田代表が言及することはありませんでした。
一方、日本維新の会の前原共同代表は社会保険料の負担軽減を巡る合意を守るよう迫り、石破総理は「予算に賛成頂いたことの重みを忘れることはあってはならない」と応じました。
また、国民民主党の玉木代表は「税収の上振れ分を財源に現金給付するのか」と質しました。
これに対し、石破総理は「政府として検討したことはない」と述べ、「国民の血税をばらまくつもりはない」と強調しました。