機械メーカー「大川原化工機」に対する捜査の違法性を認めた判決が確定しました。亡くなった元顧問の長男は「相変わらず憤りを感じる」と訴えました。
亡くなった元顧問 相嶋静夫さんの長男 「なぜ被害者の我々が(起訴取り消しから)4年近く頑張らないと、彼らは自らの検証に踏み出すこともできないのか。相変わらず私は憤りを感じる」
大川原化工機に対する捜査の違法性を認めた東京高裁の判決は、都と国が上告せずに確定しました。
警視庁と検察は検証を行い、当事者に直接、謝罪する意向です。
一方、勾留中に判明したがんで亡くなった元顧問の相嶋静夫さんの長男は、会見で「本来、警察・検察が謝罪するタイミングは、起訴取り消しだった」と語りました。