神秘の景色にまさかの異変です。絶景「ドラゴンアイ」が突然、消えました。一体、なぜ。
■絶景ドラゴンアイ“消失”
本来なら、見頃を迎えるはずでした。
秋田と岩手の県境、八幡平にある鏡沼。巨大な目のように見えることからドラゴンアイと呼ばれています。
丸い沼に雪解け水が流れ込み、表面の氷が持ち上がることででき上がる大自然の造形美です。
ところが、13日…。
観光客 「びみょー」 「残念」 「いまいち」 「ポスターとは違うなって、がっかり」
地元の観光協会も…。
八幡平市観光協会 海藤美香事務局次長 「初めての現象、動揺している」
この時期、本来は「開眼」するはずのドラゴンアイ。13日の映像では、巨大な目の輪郭を描くはずの水がほぼなくなっています。一体、何があったのでしょうか。
今月2日、3日、4日、5日、6日と、ドラゴンアイに変わった様子はありません。そして10日、11日、一日飛んで問題の13日です。
たまたま写真を撮りに行かなかった12日、ドラゴンアイに何かが起きたとみられます。
八幡平市観光協会 海藤美香事務局次長 「きのうの夕方には水が抜けてしまっていたのでは」 「(Q.おとといはまだ?)ええ、リングは見えていました」
水が抜けた原因は不明。
観光客 「きょう、もうちょっと水の部分がね…」 「もうちょっと開眼のところがきれいに見えたら良かった」
ただし観光協会は、この現象をこう受け止めています。
八幡平市観光協会 海藤美香事務局次長 「水が抜けたことも初めて。私たちもなぜ?と…。鏡沼の神秘的な雪解け現象。まだまだ奥が深いなと…」
そして、さらに中心部の雪が解け、瞳に見える部分が現れたことからドラゴンアイは「開眼した」とみなすということです。