岡山と香川の注目グルメを紹介する「ほっとマルシェ」です。香川から、シェフの技術が光るビッグでビューティフルなエビフライを紹介します。
高松市茜町の「洋食 Grazie」です。
大きく美しい、まさにスーパー、「超・大海老フライ」(2本・3500円)です。20㎝オーバー、お頭付きのエビがドドンとふたつ。
(洋食グラッチェ/松岡剛志さん)
「いつ来ても20㎝以上のものをご用意しています。(きょうは)外国産のエビになるんですが、イリアンタイガーという品種のエビになります。結構肉厚でしっかりした、食べ応えのある、そして味が深いエビになると思います」
この大きなエビを美しく仕上げるポイントがありまして、まず、腹の部分に切り込みを入れて、揚げても丸まらないようにしているそうです。
そして、衣をつけて揚げていくんですが、エビの足だけ油にチョンチョンつけて形を整える、独特の揚げ方。
(洋食グラッチェ/松岡剛志さん)
「盛り付けの美しさを重視していますので、足がきれいにクッとなってきれいに揚がりますので」
こういった調理の工夫で、大きくて美しいエビフライになっているわけです。
仕上げに、卵たっぷりの自家製タルタルソースをどーんと。サラダにナポリタンと副菜も充実なのがうれしい。
エビフライひとつとってもこのこだわりようの松岡さん。何日も煮込んでソースを作ったり、日々新しいメニューを考えたり、忙しい毎日を過ごす松岡さんの休日は……
(洋食グラッチェ/松岡剛志さん)
「僕は基本休みの日には和食。特にお刺し身を食べに行きます。洋食を作るのは楽しいんですけど、毎日味見をしていますので、やっぱり休みの日はあっさりしたものを食べたい」
そんなお茶目な松岡さんが手掛ける超大海老フライ、一度お試しあれ。