岡山県は6月2日から8日までにダニ媒介感染症である日本紅斑熱の患者が4人、重症熱性血小板減少症候群の患者が4人報告されたということです。重症熱性血小板減少症候群は2024年は年間で報告数が1人だったことから注意を呼び掛けています。
県によるとダニ媒介感染症は、重症化した場合、死に至ることもあるということです。今、ダニの活動が活発になる時期を迎えていて、野山では肌が露出しないように長袖、長ズボンを着用することや防虫スプレーを肌に噴霧するなどの対策を行ってほしいとしています。
【注意】
・野山では肌が露出しないよう長袖、長ズボン、長靴などを着用する
・草むらに寝転ばない・服を置かない
・野山で活動した後はすぐに入浴する
・マダニに刺された場合は無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科)で取ってもらう
・刺されたら、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状がある場合は早めに医療機関を受診し、その際、野山に入ったことを伝える