13日、土庄小学校の2年生約70人が授業の一環で香川県小豆島町の飼育施設を訪れ、6月5日に羽化が確認されたオオムラサキを観察しました。
「オオムラサキ」は日本昆虫学会によって国蝶に指定されています。この施設は地元のボランティアグループ「一粒の種」が運営しているもので、2010年からオオムラサキを本格的に飼育しています。
子どもたちは、青紫色に輝く羽が美しいオオムラサキを間近に見て、オスとメスは羽の色が違うことや、さなぎは外敵から身を守るため触られると身を震わせて威嚇することなどを学びました。
一粒の種の安井信之さんは「いろいろな外敵から身を守るためにはどうするか、こういう体験を通して学んでもらったら」と話しています。