埼玉県で歓楽街がある大宮駅などで、警察は不当な客引き行為に対する一斉取り締まりを行い、6人が逮捕されました。
35歳の無職の男ら6人は13日夜、大宮駅や西川口駅などで「キャバクラとガールズバーどちらがいいですか?」「できるだけ安くしますよ」などと声を掛けて、不当に客引きをした疑いが持たれています。
埼玉県では、条例により客引きをして女性が接待を行う場所に案内することなどが禁止されています。
警察によりますと、取り締まりはおよそ50人態勢で行われ、私服でパトロールをしていた捜査員に男らが話し掛けて店に案内したところを現行犯逮捕したということです。
県内では、歓楽街での悪質なキャッチに関する通報などが4月までに70件ほどあり、商店街のイメージ悪化につながるといった苦情が寄せられていました。
警察は、客引きで違法なぼったくり店に案内される恐れもあるとして、注意を呼び掛けています。