東京都議会議員選挙が始まり、過去最多となる295人が立候補を届け出ました。都心から約300キロ離れた東京・八丈島の島民に困っていることを聞いてみました。
60代女性 「やっぱり医療ですね。専門の医療がないので、眼科にしかり、整形外科にしかり、耳鼻科にしかり毎月1回しか来ないこともありますし、月2回来るところもあるし、そういった医療をもっと充実してほしいかな。船で来て、それをまた、車で運んでるわけだから、その分の物価もかかってくるから、どうしても高い。内地の方も大変でしょうけど、島民はもっと大変なんですよってところをもっと分かってほしい」
40代女性 「最近だと島で分娩ができなくなったということが発表されて、私たちは子育てがしやすいと思ってこの島に移住してきているので、医療的なところでもうちょっと島外からの支援が必要だと感じています」
80代男性 「少子化の問題だって、ずっと以前から言われてるけど、島で高校卒業するとほとんど都会へ出て行く。これが致し方ないにしても、帰っておいでよ、ということをあまりやらなかったですね」