アメリカ・ワシントンで軍事パレードが実施される14日に合わせ、全米およそ2000カ所でトランプ政権に抗議するデモが計画されています。各地で厳重な警戒態勢が敷かれています。
ワシントンでは14日、陸軍の創設250周年を祝う軍事パレードが開かれます。
会場周辺ではセキュリティ強化のためにフェンスが設置され、交通規制が始まりました。
移民政策への抗議デモが続くロサンゼルスでは13日、軍の海兵隊員200人が現地に到着しました。
移民関税捜査局の職員や施設を守る任務を開始しています。
軍が国内の治安維持にあたるのは異例で、カリフォルニア州知事は「デモ隊を刺激してしまう」と反対しています。
14日には軍事パレードとトランプ大統領の誕生日に合わせて、全米2000カ所ほどで政権に反対するデモが行われる予定で衝突が懸念されています。