15日は本州を中心に気温が上昇し、猛暑日に迫る暑さとなった所もありました。梅雨前線の影響で太平洋側を中心に局地的に非常に激しい雨となりました。
■蒸し暑い1日…局地的に激しい雨
局地的に発達した雨雲が掛かり、大雨となった静岡市。朝、1時間に54ミリの非常に激しい雨が降りました。JR静岡駅前には雨宿りしながらバスを待つ人々の行列が。
神奈川県では雨水が住宅に浸水。湯河原町の周辺では、14日の夜から15日朝まで雨が降り続き、住宅地の生活道路は冠水。24時間の雨量は159.5ミリと、今年最大を記録しています。道路の脇を流れる穏やかな川は濁流と化します。
九州、鹿児島市の市街地でも朝から土砂降り。各地で雷鳴がとどろきます。
局地的に激しい雨が降る一方で、厳しい暑さとなった地域も。
大分市では日差しが出て、気温がぐんぐんと上昇。31℃を超える真夏日となり、今年一番の暑さに。
関東で真夏日になったのは前橋市で、今年一番の33.5℃を記録しました。
東京では真夏の風物詩が早くもスタート。「東京サマーランド」では、夏本番を前に今月、土日限定で屋外プールをオープン。
周辺では気温29℃に達したものの、断続的に降る雨に打たれて震えながらプールに入る人も。
すぐ近くでは、梅雨を彩る白いアジサイが咲き誇ります。
この先は異例の暑さとなり、関東などを中心に35℃以上の猛暑日が続出する見込みです。