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福島第一原発の除染土、7月中に総理官邸の前庭の工事で利用へ 土を積み表面に芝生

社会

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 浅尾環境大臣は福島第一原発事故の除染作業で発生した「除染土」を福島県外で再利用する最初の事例として、総理官邸の前庭で7月中の工事を目指すと発表しました。

 除染土は福島県内の中間貯蔵施設に保管されていて、政府は2045年3月までに県外で最終処分することを決め、再利用を進める方針を明らかにしていました。

 浅尾環境大臣は今月1日の記者会見で、林官房長官からの指示を受けて除染土を総理官邸の前庭で再利用する工事を7月中に行うよう準備を進めると明らかにしました。

 環境省によりますと、前庭の一角に除染土を縦横約2メートル、高さ約60センチに積み、上に通常の土をかぶせて表面に芝生を張ることを想定しています。

 浅尾環境大臣は会見で「日本の象徴的な場所の一つの総理官邸で安全性をしっかり示し、国民に理解してもらえれば再利用の加速につながる」などと話しました。

画像:環境省提供

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